巨人・アンドリース 5月中旬の来日初登板目指す「2回ぐらいファームで」と桑田投手チーフコーチ
夫人の出産立ち会いのため、米国に一時帰国していた巨人の新外国人助っ人、マット・アンドリース投手(32)が25日、チームに再合流した。先発として期待されている右腕の臨戦態勢が整えば、1軍先発ローテの厚みはさらに増す。
アンドリースはイースタンで2試合に登板したのち、12日に帰国。21日に再来日していた。隔離期間を経て、この日はジャイアンツ球場で行われた2軍投手練習に参加して汗を流した。
桑田1軍投手チーフコーチは「2回ぐらいファームで投げた方が僕はいいと思ってます。2~3週間ぐらいでまた仕上げて、1軍に戻ってきてくれたらいいなと思っています」と右腕の今後の調整プランについて言及し、5月中旬の来日初登板を目指す予定であることを明かした。
現在の1軍先発陣には菅野、戸郷、メルセデス、シューメーカー、堀田、ドラフト3位の赤星(亜大)、山崎伊などが名を連ねているが、堀田、山崎伊はトミー・ジョン手術明け、赤星は新人であることを考慮して登板間隔を空けながら起用していくことが見込まれている。外国人枠の兼ね合いも生じてくることが予想されるが、アンドリースが先発ローテに食い込むチャンスは十分にある。