ロッテ・高部が決勝打「朗希を勝たせてあげられてよかった」同期入団の佐々木朗を援護

 2回、先制となる2点適時打を放つ高部(撮影・北村雅宏)
 9回、適時打を放つ高部(撮影・石井剣太郎)
 2回、高部は左前先制2点適時打を放つ(撮影・山口登)
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 「オリックス3-6ロッテ」(24日、京セラドーム大阪)

 ロッテの高部瑛斗外野手が決勝打を含む2安打3打点で、19年ドラフト同期入団の佐々木朗の3勝目を援護した。

 0対0の二回2死満塁から山崎颯の152キロ直球を逆らわずに左前へはじき返し先制打を放った。九回にもバルガスから中前適時打を放つなど、高部の攻撃が起点となりこの回3点。リリーフ陣が不調もあり攻撃の手を緩めず、大きな追加点となった。

 佐々木朗が前回10日の日本ハム戦登板時は8回完全の右腕を打線が援護できなかっただけに、佐々木朗が勝ち星がついたことに高部は大喜び。「朗希が投げている時に全然、援護できていなかったので、打ってやろうという気持ちがあった。朗希を勝たせてあげらられてよかった」。

 3年目の今季はキャンプからアピールを続け、オープン戦首位打者に。オリックス3連戦は13打数5安打。開幕直後は打率1割台と苦しんだ時期もあったが、打率・267まで押し上げてきた。過去の打率1位はシーズンで活躍できないジンクスを払拭しつつある。

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