高野連、センバツ改革検討委員会を開催 選考過程や出場校発表のあり方を協議
日本高野連は21日、大阪市内でセンバツ改革検討委員会を開いた。
今後、定期的に委員会を開催し、大会理念について再検討した上で、選考過程や出場校発表のあり方について協議し、9月に開催予定の第95回記念大会の運営委員会までに改革案をまとめることを決定。地区割りの再検討についても、センバツ100年にあたる24年の第96回大会に向けて協議することを確認した。外部有識者をアドバイザーとして招くことも決め、人選を今後進めていく。
今春、開催された94回大会の選考を巡っては、昨秋の東海地区準優勝の聖隷クリストファー(静岡)が選出されず、同ベスト4の大垣日大(岐阜)を選出。全国的に疑問の声が上がっていた。
センバツ改革検討委員会はこれまでにも必要に応じて行われ、直近では昨年12月に開催。第94回大会の選考に関して、さまざまな意見が出たことから、本年度は選考のあり方などについても議論し、さらに改革を進めていくこととなった。