ロッテ・佐々木朗希の2連続完全試合断念の継投実らず 十回に西野が万波に被弾 1安打に屈す

 10回、万波(右後方)に先制の中越えソロを打たれぼう然とする西野(撮影・開出牧)
 9回から登板し無失点に抑えた益田(左)を出迎え笑顔で言葉を交わす佐々木朗(撮影・開出牧)
 9回、三振に倒れバットをグラウンドにたたきつける安田(撮影・開出牧)
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 「ロッテ0-1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテがあわや史上初の2試合連続完全試合という佐々木朗希投手が異次元の投球を披露したものの、打線が援護できず。十回に日本ハムの代打万波の本塁打のみの1安打に屈し敗れた。

 佐々木朗は完全試合達成から中6日で先発。MAX163キロの直球と高速フォークを駆使し、8回102球で4試合連続の2桁となる14奪三振。八回に日本ハムの6番野村が流し打ちした打球がスタジアムの悲鳴とともにライト線を襲ったのが唯一のピンチらしいピンチだったが、わずか50センチの差でファウルに。その後、見逃し三振を奪ってみせた。8回降板後、球団を通じ「無失点で試合を進めることができてよかったんですが、ちょっと球数が多くなってしまったのと、フォークの精度がいまいちだったので、そういったところをもっと良くなるようにしたい」と、反省した。

 九回は2番手益田が振り逃げで走者は許したものの凌いだが、十回に3番手西野が痛恨の被弾となった。

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