コロナで危機のオリックス救う 安達が1軍昇格濃厚 回復順調!ウエスタンで右前打
「ウエスタン、広島1-2オリックス」(12日、由宇球場)
オリックスの安達了一内野手(34)が15日の西武戦(京セラ)から1軍昇格することが12日、濃厚となった。1軍が京セラドームで行っている分散での個別練習にも、早ければ14日から合流すると見られる。
安達は3月27日の西武戦(ベルーナ)で併殺を狙った一塁送球の際に、二塁ベース付近でオグレディと交錯して左足首を捻挫。同28日に出場選手登録を抹消されていた。
その後は順調に回復し、9日のウエスタン・ソフトバンク戦(杉本BS)で実戦復帰。10日の同戦では二塁の守備にも就き、この日の同・広島戦(由宇)では右前打も記録した。
チームは選手やコーチ、スタッフも含めて12人が新型コロナに感染。内野手では不動の三塁手だった宗や太田も陽性判定を受けるなど、苦しい状況が続く。それだけに、精神的支柱にもなる生え抜き野手最年長の復帰は、これ以上ない朗報だ。チームを襲ったコロナ危機を安達が救う。