二松学舎大付 2年生・押切の逆転2ランで8強入り 公式戦初本塁打に「入ると思わなかった」

 「春季高校野球東京大会・4回戦、二松学舎大付5-2城東」(11日、駒沢球場)

 今春センバツに出場した二松学舎大付が逆転勝ちで8強入りした。

 1-2で迎えた二回に、1死二塁で8番・押切康太郎捕手(2年)が左越え2ラン。公式戦初本塁打に「入るとは思わなかった」と笑顔で振り返った。市原勝人監督も「大きかった。一振りで逆転できるのは楽」と目を細めた。

 捕手としては布施東海投手(3年)をリードし、2失点。本調子でないエースに対して、ピンチの時だけでなく何度もマウンドに行き、「戒めるとこは戒めて、乗せるところは乗せて」と声を掛け、リズムを作った。

 3月下旬に部内で新型コロナ感染が確認され、6日まで活動を自粛。7日の大会初戦はぶっつけ本番で挑み、コールド寸前の試合をひっくり返して勝利した。万全な状態でない中、ここまで3試合を行い、市原勝人監督は「今日も前回も何か苦しい。心的にもか体的にもコロナはやっかいだなと」と話す。

 次戦の準々決勝は16日。一度息を整えてから決戦に挑む。押切は「1つずつ勝っていって、最終的に優勝」と力を込めた。

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