楽天・炭谷が価値ある今季1号同点ソロ「あれは大きかった」と石井監督も称賛

 「日本ハム5-8楽天」(9日、札幌ドーム)

 楽天はベテランの炭谷銀仁朗捕手が、連日の奮闘でチームの勝利に貢献した。二回、左翼席に今季1号となる同点ソロ。先発の涌井が連打であっさり先制を許す悪い流れだっただけに、石井監督も「あれは大きかった」と称えた。

 8日の日本ハム戦でもマルチ安打に、追加点を呼び込む犠打を決めるなど得点に絡むシーンが多く見られる。炭谷は「今のところいい結果が出ていますし継続していきたい」と表情を引き締めた。

 現在、開幕スタメンマスクをかぶったルーキーの安田(愛知大)が新型コロナウイルス陽性判定を受け、戦線離脱中。炭谷が3月30日のオリックス戦(京セラ)から7試合連続でマスクをかぶり、その間チームは6勝1敗と好調を維持している。

 石井監督や投手陣からの信頼も厚いベテランキャッチャーは自身の経験を生かし、これからもチームを引っ張っていく。

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