女子高校野球決勝に2690人 白熱の延長戦は福井工大福井に軍配 史上初の東京ドーム開催
「女子選抜高校野球・決勝、福井工大福井2-1神戸弘陵」(3日、東京ドーム)
史上初の東京ドームで開催され、福井工大福井が延長10回タイブレークの末、初優勝を飾った。
福井工大福井は四回、四球で先頭打者が出塁。犠打と中前打で1死一、三塁を作ると、5番・児玉椛姫内野手(ゆあ、3年)の右ゴロの間に先制した。
六回に無死3塁から右犠飛で追いつかれたが、最少失点で切り抜け、同点で七回を終了。延長戦へ突入し、その後も一進一退の攻防が続きタイブレークへともつれ込んだ。
無死一、二塁から始まった十回、投犠打で1死二、三塁とすると、1番・東ここあ主将(3年)の二ゴロの間に三塁走者が帰還。裏の守備では1死二、三塁でスクイズを阻止し、最後は一塁手がはじいたゴロを二塁手がさばいてゲームセットとなった。
自身の打撃で決勝点をつかみ取った東主将は「ラッキーな点ではあったけど、最後は自分が決めるという気持ちで打席に入ったので、どんな形でもあの一点が取れたのは嬉しかった」と笑顔だった。
初の東京ドーム開催となり、この日は2690人の観客が熱戦を見守った。打球音や好プレーのたびに拍手がわき起こり、「いつもテレビで見ている球場でやらせてもらって、最初は興奮状態だったけど、全員でここまできたら楽しむしかないよとやって、自分たちらしい野球ができたのでよかった」と充実感をにじませた。





