前十字靱帯断裂とは?過去に巨人・矢野、阪神・上本ら 手術を経て約10カ月前後で実戦復帰

 9回、福田の飛球を捕球する際に中堅手・上林と接触し左足を負傷。担架で運ばれる栗原=30日
 1回、盗塁を決めるも左膝を痛め、担架で運ばれる上本=2018年5月5日
 1回、上本は盗塁を決めるも足を痛めグラウンドに倒れ込む=2018年5月5日
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 ソフトバンクは31日、栗原陵矢外野手が佐賀市内の病院でMRI検査を受け、左膝前十字靱帯断裂、左外側半月板損傷の疑いと診断されたことを発表した。

 現時点で手術、復帰の見込み時期などは未定とされているが、過去に野球界では巨人・矢野、阪神・上本、西武・若林らが同様の診断を受けている。共通しているのは負傷直後は患部に炎症があるため、1カ月程度で治まるのを待って靱帯再建手術を受けている。

 阪神・上本の事例をみると、病院内でのリハビリを経て、ウォーキングからスタート。そこからジョギング、ランニングと段階を踏んでいくと同時に、キャッチボールや打撃練習も再開していった。

 屋外でのフリー打撃再開は負傷後から約8カ月後。実戦復帰は約9カ月後だった。仮に栗原が手術を受けることになれば、今季中の復帰は絶望的になるとみられる。開幕から打率・353をマークするなど好調を維持していただけに、痛いアクシデントとなった。

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