優勝候補の大阪桐蔭 準決勝の先発は? 西谷監督「まだ決まっていない」
「選抜高校野球」(29日、甲子園球場)
大会休養日となったこの日、準決勝に出場する大阪桐蔭(大阪)は大阪府大東市内で調整を行った。代表取材に応じた西谷浩一監督は国学院久我山戦(東京)に向けて「(先発は)まだ決まっていない。いい相手とやれるので粘って粘って粘り抜きたい」と語った。
鳴門(徳島)との1回戦では川原嗣貴投手(3年)が先発し、6安打1失点9奪三振で完投。前日の準々決勝・市和歌山戦では「2年生四天王」の1人、前田悠伍投手(2年)が6回1安打無失点12奪三振と好投した。さらに、エースナンバーを付ける別所孝亮投手(3年)も控えており、優勝候補筆頭といわれるだけあって投手陣は盤石だ。
準々決勝では大会タイとなるチーム最多の6本塁打を記録し、17-0で大勝。それでも、星子天真主将(3年)は「昨日ああいう形で勝たせてもらったが、力が足りないことは分かっている。浮かれることなく今一度気を引き締め直そう」とこの日の練習前に選手らに伝えたという。「相手も必死になるので相手の倍の倍の気持ちで入りたい。自分たちのアグレッシブさ、泥臭さを全面に出して戦いたい」と意気込んだ。



