楽天・則本は6回途中3失点で黒星スタート 悔やんだ平沢への四球

 6回、レアードに左前適時打を打たれ降板した則本(マウンド中央)=撮影・開出牧
 6回途中で降板しベンチ奥で悔しそうに頭をかきむしる則本(後方)=撮影・開出牧
 6回、ロッテ打線につかまり降板する則本(撮影・開出牧)
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 「ロッテ4-0楽天」(25日、楽天生命パーク宮城)

 自身2年ぶり7度目の開幕投手を務めた楽天・則本昂大投手(31)は六回途中3失点で黒星スタートとなった。

 序盤は「悪くなかった」と話すように力強いストレートを軸にテンポ良く投げ込みロッテ打線につけいる隙を与えない。五回まで無安打に抑える完璧な投球だった。

 しかしグラウンド整備明けの六回、落とし穴が待っていた。1死から「もったいなかった」と平沢を四球で歩かせるとそこから内野安打と死球で満塁のピンチを招き中村、レアードに連続適時打を許したところでマウンドを降りた。

 試合後石井監督は「投球自体はよかった。結果ほど悪い内容ではなかった」と則本について評価したが「ああいうスポットにはまる時はフォアボールとデットボールが大量失点につながってしまう」と六回を悔やんだ。

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