木更津総合・金綱「自分が試合を壊した」サヨナラ押し出し死球に落胆

 延長13回、金光大阪・福冨(左)にサヨナラの押し出し死球を与えた木更津総合・金綱と突っ伏す捕手中西
 延長13回、福冨にサヨナラの押し出し死球を与えた木更津総合・金綱 
 自身の押し出し死球でサヨナラ負けを喫し、涙に暮れる木更津総合・金綱伸悟(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・2回戦、金光大阪4-3木更津総合」(25日、甲子園球場)

 金光大阪がタイブレークの末、逆転サヨナラ勝ちで初のセンバツ8強を決めた。木更津総合は春夏通じて初の2試合連続タイブレークを戦ったが、最後は力尽き、16年以来の8強入りはならなかった。

 木更津総合はタイブレークの延長十三回表に2点のリードを奪った。しかしその裏、併殺崩れで1点差に迫られ、なお2死一、三塁からこの日2度目のマウンドに上がった金綱が2連続四球を与え同点の押し出し。続く2番・福富に対しても満塁から押し出し死球を与え幕切れとなった。

 金綱は「最後、あと1アウトで登板して、今度こそと言う気持ちが強かったが、自分の力が出せなかった。技術より気持ちの問題」と肩を落とした。「この試合も前の試合も、越井が頑張ってくれたのに自分が試合を壊してしまった。自分はもっと気持ちを強く、競うより自分を強くしないといけない」と反省の言葉を並べ、夏のリベンジを誓った。

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