木更津総合 痛恨三塁コーチが「肉体的援助」で走者アウトに その後同点も

 8回、二塁走者の木更津総合・大久保達希が三塁でアウトになった件について説明する審判(撮影・伊藤笙子)
 8回、大久保達希(18)が三塁ランナーコーチに触れアウトとなり、厳しい表情の木更津総合・五島卓道監督(撮影・高部洋祐)
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 「選抜高校野球・2回戦、木更津総合-金光大阪」(25日、甲子園球場)

 木更津総合にとって痛恨のプレーがあった。0-1で1点を追う8回表。無死一、二塁から9番空の左前打で、二塁走者の大久保は三塁を回ったところで足を滑らせ、本塁を諦めて、慌てて三塁へと戻った。しかし、この場面で三塁コーチが走者に触れる場面があり、審判は場内アナウンスで「走者が三塁ベースを通過した際に三塁コーチが肉体的援助をしました」とし、走者をアウトにした。無死満塁のチャンスのはずが、一死一、二塁で再開となった。

 公認野球規則の6・01の細則aでは「三塁または一塁ベースコーチが、走者に触れるか、または支えるかして、走者の三塁または一塁への帰塁、あるいはそれらの離塁を肉体的に援助したと審判が認めた場合」、インターフェアが認められるとある。

 ただ、その後、ダブルスチールで再びチャンスを広げ、2番中西の打球を二塁手がファンブルする間に同点に。試合は延長戦に突入した。

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