楽天・岸は6回2失点 石井監督も「セットでも良いボール」と評価

先発の岸(撮影・中田匡峻)
 打撃練習を終えたマルモレホス(右)はソトと握手を交わす(撮影・中田匡峻)
打撃練習をするマルモレホス(撮影・中田匡峻)
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 「オープン戦、楽天5-3DeNA」(12日、草薙総合運動場野球場)

 オープン戦3試合目の先発となった楽天・岸孝之投手(37)が毎回のように走者を背負う展開の中、ここまでの実戦最長となる6回を投げ2失点と試合を作った。右腕は「いろいろなシチュエーションで投げることができたのでよかった」と振り返った。

 初回は三者凡退で立ち上がったが二回、ソトに先制の適時打を許した。その後は「ピンチが続いたがよく粘れた」と走者を背負った場面では踏ん張り、オースティンに浴びた一発の1点で抑え6回2失点にまとめた。

 岸はここまでの実戦2試合で計7回無失点と危なげない投球が続いていた。石井監督も「ランナーを背負って投げることが気になっていた」と心配していたが「セットでも良いボールを投げられていた」とまた一歩調整が進んだと感じている。

 右腕は「試合で球数を多く投げられたことはよかった」と6イニングで投じた99球という数字に納得の表情。プロ通算141勝を誇るベテランは先発ローテの軸として今季もフル回転していく。

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