ロッテ・佐々木朗希「支えてもらった人たちには感謝しかない」東日本大震災から11年

3月11日に東日本大震災を振り返る佐々木朗
 東日本大震災から11年を迎え、取材に応じる佐々木朗(右)=撮影・開出牧
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 ロッテの佐々木朗希投手が11日、ZOZOマリンスタジアムで東日本大震災から11年が過ぎたこの日、代表取材に応じた。

 練習後、プロ野球選手としてこの日を迎え「11年がたったんですけど、なかなかその時のつらさだったりとか、悲しみとかなかなか消えないと思うんですけど、その中でも今、野球にこうして打ち込めているのはたくさんの方々の支えがあって、野球に打ち込めていると思うので、支えてもらった人たちには感謝しかないです」と話した。

 風化しないように伝えていくことが大事と願う。「こうして僕が話すことで、思い出してもらえたりだとか、あとは思ってもらうことに意味があるのかなと思うので、あとはたくさん、子どもたちに(震災を)知らない子どもたちとかいると思うんですけど、今はある当たり前のことだったりとか、身近にいる大切な人たちのことを今よりも当たり前だとは思わずに向き合ってもらえたらなと思います」と訴えた。

 ここまでの調整では5日のソフトバンク戦で最速163キロをマークするなど5回を2安打無失点。順調に調整を続ける右腕は今季について「今シーズンは開幕から1年間、回れるように去年よりも試合数を多く投げて、しっかり結果を残して、たくさんの人に喜んでもらえるように頑張りたい」と勇気を与える活躍を誓った。

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