日本ハム・新庄Bボス、オープン戦でも新庄流「選手の入れ替えめちゃくちゃある」
「日本ハム春季キャンプ」(28日、名護)
日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が28日、就任初年度のキャンプを打ち上げた。ランボルギーニや三輪バイク、電動キックボードなどで沸かせ、指導面では1点を防ぐ、1点を取る野球を細かく伝授。「5日間くらいに感じた」と充実感を口にし、オープン戦では「選手の入れ替えはめちゃくちゃある」と予告した。
壮大な花火が打ち上がったのは、キャンプ前日、1月31日の夜だった。新庄ビッグボスによる、コロナ退散、名護市民へのエール、そしてキャンプの成功を祈願した大輪の花。そして1カ月の時が流れた。
「タイガースから何十年もやってきたんですけど、マジで5日間くらいのキャンプでした。早かったー」
あっというまに過ぎ去った28日間。早く感じた時間が、充実した日々を物語っていた。
ランボルギーニや三輪バイク、電動キックボード。ガラポン打線に、守備位置シャッフル-。派手ににぎわせた裏で、きめ細かい指導があった。走塁や、外野守備。ワンプレーに対して、時には自ら手本を見せた。目指すのは1点を奪い、1点を防ぐ。時間を惜しんで求める野球を植え付けてきた。
「朝の6時半から夜の8時半まで。逆にこっちがちょっと休んだらと思うぐらい練習してる。コーチの方々も全体練習が終わって、選手たちを動かして、精神的に強くして。みんなに感謝しかない」
キャンプの採点は拒否し、MVPなど個人名はあえて、挙げなかった。開幕まで1カ月を切った中「入れ替えは激しくする1年にするから」と予告し「調子の良い選手は使えるって分かるから『ちょっと(BOSS組に)移動してくれない?見たい選手がいるから』の移動は増える」。好調でもBOSS組行きを命じる方針だ。
今季、支配下全選手を起用することを明言しており、その方針に変わりはない。「一回は立たせますよ。そのチャンスをモノにするしないは、努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬」-。
自身もプロ初スタメンだった92年5月26日の大洋戦(甲子園)で第1打席の初球を本塁打した。「『よし、これからオレの時代が始まる』と思った」と振り返る。後継者となるスター誕生を願う。
「早かったし、楽しかったし。今日戻るんですけど、寂しい気持ちと、さあ出発というか、違う場所での戦いが始まっていくんだな」。いよいよ本番へ。また大輪の花火を打ち上げる。




