ロッテ・佐々木朗160キロいける ブルペン捕手断言

 「ロッテ春季キャンプ」(1日、石垣島)

 ロッテの佐々木朗希投手(20)が、キャンプ初日から捕手を座らせ31球投げた。いきなりの快速球の連発にボールを受けた前里ブルペン捕手はプロ最速160キロの今季達成に太鼓判を押した。

 昨年のこの時期とはケタ違いの投球で周囲をうならせた。伸び上がる直球で捕手のミットに鋭い音が響き渡る。ファンの視線をくぎ付けにし「気持ちよく強い球を投げることができてよかった。見ていただくことで気持ちも高まりますしすごく集中できた」。昨年の無観客キャンプとは違い充実感を漂わせた。

 2年目の昨季、初日は立ち投げでフォームの感覚を確かめながらの投球だったが、「今年は開幕ローテに入れるようにやっている。やらなきゃいけない」と早めの仕上げを目指し、1月からブルペン入りしてきた。前里ブルペン捕手は「まだ6割くらいの出力だと思うが、初日とは思えないくらいのキレとスピードがあった。捕手目線で150キロを超えていると思う球が何球かあった。末恐ろしい」とうなった。

 昨季CSファーストSでプロ最速159キロをマークした怪物に同ブルペン捕手は「このままいけば160キロは超えられると思います」と断言。井口監督も「ひとりだけ別格でしたね」と成長している姿に目を細めた。

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