昨季限りで現役を引退した松坂大輔氏が、江川卓氏のユーチューブチャンネル「江川卓のたかされ」に出演し、２３日投稿回の中で、自身の今後について語った。

　江川氏から今後についての話題を振られた松坂氏は、「解説者とか評論家っていうイメージは全くないんですけど、立場を変えて沢山、野球を見ていきたいと思いますし、日本だけじゃなくて他の国の野球の文化をもっと知りたいと持っていますね」と語った。コロナ禍で、「なかなか世界中に行くのは難しいことなんですけど」という現状は認識した上で、「希望としてはいろんな国の野球を見てみたい」とした。

　さらに江川氏から“もしも”の話として、監督になるのならどんな監督になりたいか、と切り込まれた。松坂氏は「ファンに魅せる、面白いと思ってもらえることが必要だと思うので、新庄さんじゃないですけど、こうしたらファンの人は喜ぶかもな、っていうのも考えるかもしれないですね」と明かした。このことは、新庄監督が誕生する前から、現役生活を通じて考えていたことだという。

　１４分４６秒の動画内では、自身が日本代表として一緒だった長嶋茂雄監督や王貞治監督について、幅広く語っている。