巨人・ドラ3赤星 虎のレッドスター超え誓う「“投手でジャイアンツ”と覚えてもらえるよう」

 巨人ドラフト3位の赤星優志投手(22)=日大=が16日、通算381盗塁で5度の盗塁王に輝いた阪神OB・赤星憲広氏(45)を“超える”活躍を誓った。

 虎党どころか、全国の野球ファンにとってのイメージは「赤星=外野手」。右腕は「小学校のときはずっとピッチャーだったんですけど、『ポジションは外野か?』とずっと聞かれた」と苦笑いで振り返った。

 憧れや尊敬の念を抱いているが、プロでは赤星姓のイメージを覆すぐらいの大ブレークを目指す。「赤星と言ったら『ピッチャーでジャイアンツ』と、覚えてもらえるように頑張りたいと思います」と飛躍を誓った。

 “先輩”からの後押しもあった。赤星氏はドラフト後のテレビ番組で自身を絶賛しており、「そう言ってもらえるのは素直にうれしい」と喜び、気持ちを引き締め直した。

 日大では持ち前の制球力で、東都大学野球リーグ2部でMVPを含む三冠に輝いた逸材。新人合同自主トレでは順調な調整ぶりを見せ、「早めに入りたい」とブルペンでの投球練習開始も視野に入れている。即戦力として期待される巨人の“レッドスター”は、まずは首脳陣への猛アピールを狙う。

 ◆赤星 優志(あかほし・ゆうじ)1999年7月2日生まれ、22歳。東京都出身。右投げ右打ち。投手。175センチ、78キロ。日大鶴ケ丘で甲子園出場はなく、3年夏は西東京大会4回戦敗退。日大では1年秋からベンチ入り。2021年度ドラフト3位で巨人入団。150キロ超の直球と変化球を駆使して凡打の山を築く。50メートル走6秒3、遠投110メートル。背番号31。

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