楽天・黒川史陽内野手（２０）が１４日、元楽天の藤田らと京都府内で行っている自主トレを公開。昨季飛躍した同級生へのライバル心を燃やした。

　ロッテの佐々木、ヤクルト・奥川といった球界をにぎわす同級生が多い中、黒川の口から出たのはオリックス・紅林の名前だった。「１年間プレーを見て、ＣＳにも出て本当にすごいと思った」と日本シリーズでも躍動した同級生に心を揺さぶられた。「（紅林の活躍を見て）それくらいやらないといけない思いました。今年は自分の番だと思ってやります」と気合十分だ。

　「去年の後半は体の面でうまくいかなかったところがある」とこの自主トレでは正しい体の使い方を研究中。「自分の体の特徴を知ってトレーニングすることを心がけてます」と力を込めた。

　「今年は戦力になりたい。３００打席立ちたい」と今季の目標を定めた黒川。「全然２１歳でもプロでやれるんだぞっていう姿を見てほしい」と同期のライバルに負けない活躍を誓った。