156キロ右腕の羽田野温生「目標はプロ入り」 東洋大がグラウンド開き
東都大学野球リーグ2部の東洋大が10日、埼玉県川越市内の同大学でグラウンド開きを行った。最速156キロ右腕の羽田野温生投手(はるき、3年・汎愛)は「目標はプロ入り。チームの勝利につながる結果を出しつつ、そこに最終的につながれば」とアピールしていくことを誓った。
188センチ、92キロの体格から繰り出す最速156キロのストレートが持ち味だ。それ以上に無限の潜在能力を秘めており、杉本泰彦監督は「(伸びしろは)めちゃくちゃある。僕の中では160キロ出ます」と期待。羽田野も「大学のうちに160キロを出したい」。その上で、「秋リーグでは制球面の課題が浮き彫りになった」と、現在はウエートトレーニングの後に1時間のストレッチを行うなど一つずつ課題をつぶしながら、自身のピッチングにさらに磨きをかけていく。
東洋大は昨季春リーグで2部に降格。今季はスローガンに「圧倒」、サブタイトルに「全勝」を掲げ、春リーグで1部復帰を目指す。羽田野は「自分の役目は抑えになると思うので、ピッチャー陣で0点でつないでいって最後自分でしめる。その役目を果たしていけたら」と力を込めた。