楽天・銀次 震災11年の決意「もう一度活躍してみんなを元気に」熱い思いを胸に
楽天・銀次内野手(33)が9日、沖縄県内でチームメートの島内らと自主トレを行った。練習後にオンラインでの取材に応じ、東日本大震災から11年となる、今季への決意を口にした。
今オフは、多くの被災地に足を運んだ。「昨年で震災から10年だったので、自分に何ができるのかって思ったら、被災地を回って少しでも復興の役に立てることがしたくて」と、10カ所以上の被災地を訪問。その中で、感じたことがある。
「きれいにはなっていますけど、建物が建っていないのは寂しい」と銀次。岩手県出身で、これまでも支援活動を行ってきた。「もう一度自分が活躍して、みんなを元気にしたい」と力強く話した。
昨年はケガに苦しみ、わずか35試合の出場に終わった。「やっぱり銀次がいなきゃダメだなってところを見せられるように」。自主トレでは1年間戦える体作りのため、みっちり走り込んでいる。
「優勝に向かって、東北と宮城を盛り上げられるように」と熱い思いを胸にシーズンへ準備を進めている。





