ソフトバンク・甲斐は2億1000万円で更改「143試合出て優勝したい」

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手が17日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改に臨み、4500万円アップの2億1000万円でサインした。(金額は推定)

 今季は自身初のシーズンフル出場を達成。「だけどチームが4位。一軍で出始めて5年目でしたが、昨年までずっと日本一だった。結果がすべて。この悔しさを来年にぶつけないといけない。逆に143試合出て優勝したい」と来季の巻き返しを誓った。

 また、個人としては打率.227と振るわなかった一方で、自己最多の12本塁打、44打点をマークした。捕手として、守備でも存在感を発揮。好リードやブロッキングに加え、「甲斐キャノン」も変わらず健在で、盗塁阻止率.452はリーグ1位だった。5年連続でゴールデングラブ賞にも選ばれた。

 そして、今年はタカの正捕手だけにとどまらず、侍ジャパンでも正マスクをかぶり金メダル獲得に大きく貢献した。

 ただ、「打率と出塁率を求めないと」と不満顔。19年には規定打席に乗せたうえで打率.260をマークした。「それを最低ラインにして超えていきたい」。今季終盤には右打ちを徹底する打撃を試して、手応えをつかんだ。「秋のキャンプでも継続してやってきた。オフもそのイメージや感覚を大事に続けていきたい」と意欲を燃やした。

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