日本ハム・新庄ビッグボス 8日トライアウト視察「燃えている選手をしっかり見たい」

 「ツヨッター」に、またしても衝撃の爆弾発言が投下された。日本ハムの新庄剛志ビッグボス(49)が7日、自身のツイッターを更新。昨年は自身が参加した、8日に行われる「日本プロ野球12球団合同トライアウト」を視察し、新戦力を発掘することを明かした。

 立場は180度変わった。去年は現役復帰を目指す選手。今年は監督として、熱き舞台に帰ってくる。この日の午後3時頃に更新した自身のツイッターに、ビッグボスはあふれる熱意を込めてつづった。

 「去年は僕が挑戦したトライアウトが明日おこなわれます もう一度プロ野球選手になりたいと燃えている選手を 今年は監督としての立場で その場に行き この目でしっかり見たいと思います」

 世間の話題を集めた昨年の12球団合同トライアウト。15年ぶりの現役復帰を目指して、二塁、三塁でもプレーしたビッグボス。守備はもちろん、打席でも3打数1安打。適時打を放つなど大きな存在感を放った。

 ただ、目標の現役復帰はかなわず、「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました」と発信していたが、そこからわずか1年-。誰が予想しただろうか、今度は日本ハムを率いる指揮官として、スタンドから“新戦力”の力量を見極める。

 ちなみに11月の監督就任会見では、「あと1回トライアウトを受けるチャンスがある。監督の僕が『あの選手いいやん』って取ってやろうかなっていう考えは、ちょっと頭の中にあります」と自らを獲得する可能性も示唆していたが、選手として参加するつもりはなさそうだ。

 今回のトライアウト視察は、堅実なチームづくりの基礎になる。「プロ野球に入ってくる選手のレベルは一緒なんですよ。ほぼほぼ一緒。メンタル的な物に関しては引き出す力が僕にはある」とFAなどでの大型補強に頼らず、己の育成力こそが最大の補強と豪語してきた。

 “捨てる神あれば拾うビッグボスあり”。埋もれたダイヤの原石たちをもう一度磨き上げる。

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