楽天・鈴木大は現状維持 2年連続の全試合スタメン出場も「もっとチャンスで」

 契約更改交渉を終えて、来季の目標をしるした色紙を掲げる鈴木大(球団提供)
 契約更改交渉を終えて、会見に臨み鈴木大(球団提供)
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 楽天の鈴木大地内野手(32)が2日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約3年目に向けて、現状維持の来季年俸2億円でサインした。(金額は推定)

 今季は143試合に出場して、10本塁打53打点、打率・277の成績を残した。2年連続の全試合スタメン出場を果たし、チームになくてはならない存在として奮闘した。

 153安打を放ち、リーグ3位の数字をたたきだしたが、「まだまだもっとやりたいなって成績の方が大きいので、全部の数字のレベルアップが必要だと思ってます」と自己評価は厳しめ。得点圏打率は・219で「もっともっとチャンスで打ちたかったと思っている」と語った。

 プロ11年目となる来季。今オフの取り組みについては「年齢も重ねてきたので、ここからもう一つ頑張るための体作りだったりとかをしていきたい」と語り、「本当に若い子も良い選手がたくさんいて、来季からまた新しい競争が始まると思うので、そこに勝ち抜くための気持ちの作り方や、そこに向けてのパフォーマンスの向上がオフにできればと思ってます」と意気込んだ。

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