慶大が準々決勝へコールド発進 東京六大学初の4冠へ
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「明治神宮大会・大学の部1回戦、慶大7-0東農大北海道オホーツク」(21日、神宮球場)
東京六大学初の4冠(春秋リーグ戦、全日本大学野球選手権、明治神宮大会)に挑む慶大が、東農大北海道オホーツクを七回コールドで圧倒し、準々決勝へ駒を進めた。
0-0の二回。ソフトバンクドラフト2位の正木智也内野手が138キロ直球を右翼席に放り込むと、続く4番・広瀬隆太内野手も右中間へソロを放った。中軸の豪快な2者連続本塁打で勢いづいたチームは、六回にも3点を追加。最後は七回一死満塁から、途中出場した主将・福井章吾捕手がスクイズを決めてコールド勝ちに持ち込んだ。
投げては、エース・増井が6回を1安打無失点、生井が1回を無安打無失点に抑えて完封。主軸、主戦がきっちりと仕事を果たし、4冠達成へ好スタートを切った。