楽天・早川隆久 倍増超えの契約更改も“厳し過ぎる”自己評価「0か100だと0に近い」
楽天の早川隆久投手が21日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万増の来季年俸3600万円でサインした。(金額は推定)
初めての契約更改で倍以上の増額。「自分の思っていたよりもいい評価をしていただいた」と語った左腕は「その評価に見合った活躍を来年できればと思う」と気を引き締めた。
ルーキーイヤーの今季は24試合で9勝7敗、防御率3・86の成績を残した。開幕3戦目の3月28日・オリックス戦(楽天生命)でプロ初勝利を挙げると、4月18日・日本ハム戦(東京ド)からは6連勝。前半戦はチームの勝ち頭として奮闘した。
しかし、6月終盤に疲労蓄積のため、登録を抹消されるなど、目標としていた2桁勝利には、あと一歩届かず。今季を振り返り「目標に届かなかったので、0か100だと0に近いと思う」と厳しい自己評価を下し、「オフシーズンで鍛錬していければ」と先を見据えた。