花巻東・佐々木麟太郎が全国デビュー戦で48号ソロ含む3打点

 1回、右越えソロを放ち、ナインに迎えられる花巻東・佐々木麟(撮影・伊藤笙子)
 1回、右越えソロを放つ花巻東・佐々木麟(撮影・伊藤笙子)
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 「明治神宮大会・高校の部1回戦、花巻東6-3国学院久我山」(20日、神宮球場)

 花巻東が国学院久我山に逆転勝ちし、準々決勝に駒を進めた。

 佐々木監督の長男で、1年生の怪物スラッガー・佐々木麟太郎内野手が、鮮烈な全国デビューを飾った。この日は「3番・一塁」でスタメン出場。初回、注目の第1打席で「何とか自分の打撃で先制点をつかめたらと思った」と、いきなり高校通算48号目となる先制ソロを右中間にたたき込むと、1点を追う三回1死二、三塁では、犠飛を放って同点に。さらに、再び1点リードされて迎えた七回にも同点の犠飛を放つなどして、3打点を挙げた。

 佐々木は今秋の東北大会後に左足すねを疲労骨折。痛み止めを飲みながら初の全国大会に臨むことになったが「花巻東の3番を打たせてもらってる責任があるので、チームのためにやりたい」と自身を鼓舞し、きっちり結果を残した。

 チームは、同点に追いついた七回に4番・田代、5番・小沢、6番・千葉の連打で3点を追加して突き放した。佐々木洋監督は「後攻だったので、(リードされてても)何とか後半にと考えていた。佐々木が流れをつかむ先制ホームランをよく打ってくれたと思う」と目を細めた。

 次戦は22日に高知と対戦する。

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