巨人 育成の山下は自由契約に 他球団での現役続行目指す
巨人は19日、育成選手として再契約する方針だった山下航汰外野手(21)と来季契約を結ばないことを通知したと発表した。
山下は2018年度育成ドラフト1位で入団。ルーキーイヤーの19年7月に支配下登録された。同年のイースタン・リーグでは打率・332、7本塁打、40打点で首位打者に輝き、レギュラー候補として期待が高かったが、昨年5月に右手有鈎(ゆうこう)骨を骨折。オフに再び育成契約を結んでいた。
今季は2軍で21試合に出場し、打率・226、1本塁打、6打点の成績。8月のエキシビションマッチで安打を放つなどアピールしたが支配下再登録はならず、11月1日に自由契約選手として公示されていた。今後は合同トライアウト受験も視野に、他球団での現役続行を目指していく。