ソフトバンク・藤本監督、第1クール70分ノッカー締め
ソフトバンクの藤本博史監督(57)が宮崎秋季キャンプ第1クール最終日の7日、1軍監督就任後、初めてノッカーを務めた。
高卒3年目の野村を相手にした特守で、70分間にわたって300球を打った。2軍監督だった今季はフレッシュオールスターで数球打っただけといい、「やっている時は何ともなかったが、時間がたつごとに少し体が痛くなってきた」と苦笑いした。
野村は藤本監督が打力を高く評価する一方で、守備が課題の内野手。特守の終盤には左太ももがつったが、最後までやりきり、「想像以上の破壊力だった」と息を弾ませた。指揮官は「最後の5本は野村にとって価値があったと思う」とねぎらった。