DeNA・三浦監督 ドラ1小園に異例の指令「遊んどいた方がいいよ」

 DeNAからドラフト1位指名を受けた小園健太投手(18)=市和歌山=が6日、和歌山市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1320万円(ともに推定)で仮契約を結んだ。背番号は後日発表される。

 部屋の向こうには驚きと珍指令が待っていた。小園は扉を開けると、声を失った。ドラフト当日と同じ水色のネクタイに、自慢のリーゼント決めた三浦監督が目の前で着席していたからだ。「まさか監督がいると思わず、さらに緊張しました。ビックリしすぎて…」とガチガチの状態で着席した。

 そんな小園に指揮官は「遊べる時に遊んどいた方がいいよ」と投げかけた。異例の指令に笑みをこぼしたドラ1右腕。三浦監督自身も高校を卒業後、奈良から横浜に旅立った身。この時期の高校生の気持ちが分かっているのと同時に、練習も勉強も両立できていると知っての一言だった。

 小園の心は既にプロの世界だ。「今まで以上に自覚を持って日々の練習に取り組む」。仕事になる野球で、18歳の青年は成長していく。

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