ロッテ・佐々木朗 パCS最年少初戦先発星だ 20歳3日での大役「期待に応えたい」

 バースデーケーキに笑顔の佐々木朗
 気合の入ったキャッチボールを見せる佐々木朗
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 ロッテの佐々木朗希投手(20)が5日、先発するCSファーストS第1戦に向けて、ZOZOマリンスタジアムで最終調整。11月3日の誕生日で大人の仲間入りを果たした右腕は20代初登板で、勝利に導く快投を誓った。

 20歳と3日という若さで初の大役を託された。CS初戦先発は日本ハム時代のダルビッシュの20歳3カ月を抜き、パ・リーグ最年少となる。「楽しみな気持ちはない。緊張すると思うけど、しっかり乗り越えられるように。チームの勝利だけを考えて、頑張りたい」と意気込んだ。

 高卒2年目の若さながら、今やエース級の存在だ。「後半戦、一番安定している。チームの勢いをつけてくれる」とは井口監督。5月16日・西武戦でプロ初登板を果たした。後半戦防御率は1・22と着実に成長している。今月初め、吉井投手コーチから告げられ「びっくりした。今年はCS登板まで描けなかった。なんとか期待に応えたい」と佐々木朗。楽天戦は先発3試合で1勝0敗、防御率1・35。相性の良さも買われての抜てきだ。

 10代を振り返り「楽しい思い出もありましたけど、苦い思い出が多かった。ここからしっかりといい20代にします」。厳しいトレーニングを経て今季の成長につなげた若き右腕が、ファーストS突破への道を切り開く。

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