ヤクルト村上 本塁打王も最年少2冠ならず 「あと一本の壁はまだ大きいのかな」
「ヤクルト7-9広島」(1日、神宮球場)
大きな壁を感じ、さらなる成長を誓った。ヤクルト・村上宗隆内野手(21)は、巨人・岡本和と並んで本塁打王を獲得したが、最後まで追いかけたセ・リーグ史上最年少の2冠には届かず。「あと一本の壁はまだ大きいのかなと思った。もっと追求して頑張りたい」。来季への逆襲を見据えた。
挑戦権を得て臨んだ試合で5打数無安打。打点王にはあと1点差で届かず、巨人・長嶋&王の22歳シーズンを更新する21歳シーズンでの2冠獲得とはならなかった。
それでも2年連続で4番として全試合出場。若くして重責を背負い、今季は6年ぶりの優勝へ導いた。「とにかく勝ちにこだわって、初戦から一致団結して頑張りたい」。次なる目標は、20年ぶりの日本一だ。主砲のバットで11月も歓喜を呼び込む。




