慶大が2季連続V オリックス4位渡部が2打点 明治神宮大会で東京六大学初の4冠に挑戦

 優勝が決まり、マウンドで歓喜する慶大ナイン(撮影・高石航平)
 7回、同点となる適時打を放つ慶大・渡辺遼(撮影・高石航平)
 7回に同点打を許し、厳しい表情の早大・徳山(撮影・高石航平)
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 「東京六大学野球、慶大3-3早大」(31日、神宮球場)

 慶大が早大に引き分け、2季連続39度目の優勝を決めた。初回に3点を先制されたが、五回2死二、三塁にオリックス4位指名の渡部遼人外野手(4年・桐光学園)が遊撃への適時内野安打1点をかえした。さらに七回2死一、二塁から再び渡部遼が右前適時打を放ち、右翼手の送球がそれて三塁ベンチに入ったことで三進していた一走の生還が認められて追いついた。

 連覇は同大学が17年秋と18年春に制して以来となる。これで19年秋以来2年ぶりに11月20日から神宮球場で開幕する明治神宮大会の出場権を獲得。今春は全日本大学選手権を制覇しており、東京六大学リーグ所属チームでは初となる四冠への挑戦権を得た。

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