王会長が藤本新監督に期待「今のホークスのことを一番よく熟知」11年の指導歴

 プロ野球のソフトバンクが29日、藤本博史2軍監督(57)が、来季の1軍の新監督に就任すると発表した。この日、オンライン形式を含めた会見を開き、発表した。王貞治球団会長も同席し、「若い人を育てていますので、これから先のホークスの戦力になる人をよく知っている」と若手育成、世代交代に大きな期待を寄せた。

 藤本氏は南海・ダイエー、オリックスでプロ選手としてプレー。11年にソフトバンクのコーチングスタッフ入り。2軍打撃コーチ、1軍打撃コーチを経て、19年~20年は3軍監督、今季は2軍監督を務めていた。

 王会長は、藤本氏がホークスに復帰してから11年間、指導を続けているキャリアを踏まえ、「今のホークスのことを一番よく熟知していると、そのように思います。特に若い人を育てていますので、これから先のホークスの戦力になる人たちをよく知っているということで大変心強い、そのように思っております」と期待した。

 今季限りで7年間で5度の日本一を達成した工藤監督が退任した。「とにかく、毎年毎年、前に進まないといけない世界です。そういった意味では今年で1つ、けじめをつけたという形になっているので、また新たな形でスタートをしていきたいと、そのように思っています。そういった意味では藤本監督は適任ではないかと思います」と、新風を吹き込ませる役割を求めた。

 その上で、「フロントと現場と意見の交換というものを、より今まで以上に頻繁にして、風通しをよくして進めていきたいと思いますので。新しいホークスのスタイルができるのではないかと、そういう点で大いに期待しております」と語った。

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