明徳義塾が四国大会4強 次戦は鳴門 馬淵監督「何が何でも勝つ」

8回、適時二塁打を放つ明徳義塾・寺地
先発した明徳義塾・吉村
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 「秋季高校野球四国大会・準々決勝、明徳義塾8-1阿南光」(24日、坊っちゃんスタジアム)

 秋の四国大会3連覇を目指す明徳義塾(高知1位)が8回コールドで阿南光(徳島3位)を退け、4強入りを果たした。

 初回、エース左腕・吉村優聖歩投手(2年)が先制点を奪われた。嫌な流れを断ち切ったのは右翼を守る安井大翔外野手(2年)だ。1点を奪われ、なおも2死二塁。「相手は足を使って攻めてくる。守備でも前へ攻める意識を持っていた」と、阿南光5番・直江優多外野手(1年)の安打を猛ダッシュで捕球すると、本塁への好返球で追加点を阻止した。

 二回にはプロも注目する四国屈指の好投手・森山暁生投手(2年)から、同点の適時打を放った。馬淵史郎監督(65)も「2点目を取られたら浮き足だっていたかもしれん。安井が殊勲者」と称賛の言葉を贈る活躍だった。

 その後は吉村が立ち直り、二回以降は三塁を踏ませない好投。八回、4番の寺地隆成内野手(1年)がとどめの一撃を放ちコールド勝利を決めた。

 準決勝は昨年の四国大会準決勝でも対戦した鳴門。昨年はコールド勝ちしているが、強打を誇る打線は脅威だ。馬淵監督も「次も何が何でも勝つ。それは相手も同じ気持ち」と警戒を強めた。

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