楽天が連夜の守備ミスで痛恨連敗 残り9試合で首位と4・5差

 「楽天1-5西武」(15日、楽天生命パーク宮城)

 8年ぶりのリーグ制覇は風前のともしびだ。楽天は打線が沈黙して2連敗。これで首位・オリックスとは4・5差で残り9試合となった。一つの取りこぼしも許されない状況が続く中、楽天・石井一久監督(48)は「目の前の試合を全力で戦っていきたいと思います」と必死に前を向いた。

 この日もミスが失点に直結した。二回無死一、二塁で川越が一ゴロも、一塁手からの送球を二塁ベースに入っていた遊撃手・山崎剛が捕球ミス。その間に二走が生還し、先制点を与えた。オコエの悪送球などもあり、3点リードを終盤に引っ繰り返された前日の敗戦を払拭(ふっしょく)することはできなかった。

 重苦しい空気は攻撃にも波及。散発4安打の3併殺で相手先発・今井に完投星を献上し、指揮官も「捉えきれないというよりは、いい投球をされたなと思います」とお手上げ。7回2失点の力投を見せた先発・滝中を見殺しにした。

 それでも3位死守では寂しい。可能性がある限り、上を追っていく。

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