西武の辻発彦監督が13日、今季限りでの現役引退を表明している松坂大輔投手を19日の引退記者会見後にメットライフドームで行われる日本ハム戦で登板させる意向を示した。入団時の背番号18をつけて投げることも明らかにし「先発でいくと思う。いい思い出にしてもらいたい」と語った。
昨年、頸椎の手術を受け今季の復活を目指したが、状態が上がらず今年7月に引退を決断。最後の登板に向けリハビリやキャッチボールをしているという。「150キロは全然無理だと思うが、投球できるくらいまで頑張っている。どこまで投げられるか、しっかりその場面、その時を目に焼き付けたい」と話した。