巨人 V完全消滅 7連敗で3連覇夢散「受け止めるしかない」4位広島と5差に

 「巨人1-2阪神」(12日、東京ドーム)

 悲願はついえた。2017年以来、4年ぶりの7連敗で優勝の可能性が消滅。巨人・原辰徳監督は「そうですか。そこは受け止めるしかないでしょうね」と厳しい表情を浮かべて言葉を絞り出した。

 大失速を象徴するような攻撃は、1点を追う八回だった。執念は見せた。粘って2死満塁の好機を迎えたが、ウィーラーが遊ゴロに倒れて得点を奪えなかった。

 「やっぱり殊勲打がね。ここという時に、この数カ月、なかなか男になってくれる人が出てこない。懸命にやっているけれども、こういうゲーム展開になってしまう」。悩まされ続けてきた決定力不足が、重要な一戦で改めて露呈された。

 競り負けて07年以来、14年ぶりの阪神戦負け越しも決定。貯金はわずか1となり、4位の広島に5ゲーム差に迫られた。それでも一戦必勝で戦う姿勢は「全く一緒」と将。リーグ3連覇は消えたが、今後はCS進出に向けて仕切り直すしかない。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス