巨人・原監督「うまくかみ合わない」泥沼の6連敗で4位の広島と6ゲーム差

8回、ベンチで腕組みする原監督(左)。手前は空振り三振を喫しベンチへ引き揚げる岡本和(撮影・立川洋一郎)
5回、広島に追加点を許しベンチで肩を落とす原監督(右)=撮影・立川洋一郎
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 「広島3-1巨人」(10日、マツダスタジアム)

 巨人は今季2度目となる泥沼の6連敗となった。歴史的な貧打に苦しみ、6試合連続の2得点以下の屈辱。93年6~7月の12試合、94年8月~9月の8試合に次いで球団ワースト3位タイとなった。

 8安打で1得点。10残塁の拙攻が響いての敗戦に、原監督は「今日はランナーは出たけどね。なかなかもう一本がね」と振り返った。

 重苦しい空気を打破できない。初回2死二塁で岡本和が右飛に倒れると、再三のチャンスを生かせず。八回に丸が20号ソロを放ったが、反撃はこれだけだった。

 3連覇は絶望的。9月、10月の大失速で貯金は2まで減少した。残り9試合で4位・広島とは6ゲーム差あるとはいえ、CS進出すら不安に感じるほどのチーム状況だ。指揮官は「なかなかうまくかみ合わないというところでしょう。何とかうまくかみ合うようにね、やらないかんね」とチームを鼓舞した。

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