巨人・原監督「年にあるかないかのプレー」岡本和の痛恨ミスにぶ然

6回、丸の飛球を左翼手・西川が好捕し、慌てて一塁へ帰塁しようとする一走・岡本和(撮影・立川洋一郎)
 6回、丸の飛球を好捕する左翼手・西川(撮影・立川洋一郎)
選手交代を告げる原監督(右)
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 「広島7-1巨人」(9日、マツダスタジアム)

 巨人は元気なく5連敗を喫した。すでに絶望的となっているリーグ優勝は、最短で12日に完全消滅する。

 全てがうまくいかない。原監督が「年にあるかないかのプレー。いろんなものが出てしまうというね」と振り返ったのは六回に出た岡本和のミス。無死一塁で丸の左越えライナーで一塁へ戻った岡本和だったが、広島のアピールプレーで一転アウトに。

 一塁へ戻った際、すでに回っていた二塁ベースを踏まず、空過する痛恨のミスとなった。4点を追いかける展開で反撃のチャンスがつぶれ、原監督も思わずぶ然とした表情を浮かべた。

 巨人では17年8月6日の中日戦で重信も同様のミスを犯し、アウトになった。

 急失速でV争いから脱落。4位・広島とは7ゲーム差あり、CS進出はほぼ間違いないとはいえ、不安すら感じる状況だ。「何とかやっぱり打破していかないとね」と指揮官。貯金はわずか3となった。

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