ソフトバンク・中村晃が意地の一発 オリックス・山本から今季チーム初本塁打
「ソフトバンク-オリックス」(9日、ペイペイドーム)
ソフトバンクがオリックス山本から今季7度目の対戦で、初めて本塁打を放った。
反撃の一発だ。0-2で迎えた五回2死、中村晃が142キロのフォークを右翼ホームランテラスへ7号ソロを放ち、1点差に迫った。
ソフトバンクはここまで山本に3完封を含む5敗(1勝)を喫している。前回対戦だった10月2日の対戦でも2安打完封を許すなど、前回までの対戦防御率0・76と圧倒されていた。
また、今季の過去6度の対戦では1本も本塁打を打てていなかった。中村晃が延べ192人目の打者。ようやく見せた意地の一発に、中村晃は「打ったのはフォークです。2アウトを取られての打席だったので、しっかりとした強いスイングでロングヒットを打てる準備をしていきました。結果ホームランとなり良かったです。なんとか連敗を止められるように頑張っていきます」とコメントした。
しかし、六回表にオリックスに1点を追加され、再び2点ビハインドとされた。