明徳義塾が9年連続四国大会切符 馬淵監督「長打を打てるのは少ないが機動力はある」

 「秋季高校野球高知大会・準決勝、明徳義塾11-0高知中央」(9日、春野総合運動公園野球場)

 夏の甲子園にも出場した明徳義塾が、隙のない試合運びで7回コールド勝ち。9年連続32回目の四国大会出場を決めた。

 二回、1死満塁から寺地隆成内野手(1年)の2点適時二塁打で先制すると、四回には相手のミスに乗じて4点を奪い、試合の主導権を握る。七回にも5安打の集中打で、一挙5点のビッグイニングを作り出した。

 投げてはエース左腕・吉村優聖歩投手(2年)が7回無失点の好投。甲子園でも見せたトルネード気味のサイドスローで、相手をほんろうしたが、本人は「抜け球が多くて、いい当たりを打たれるのが多かった」と反省しきり。秋連覇のかかる10日の決勝・高知戦へ向け、気を引き締めた。

 指揮を執る馬淵史郎監督(65)が「長打を打てるのは少ないが、機動力はある」と話す新チーム。この日も1番の安井大翔外野手(2年)が2盗塁を決め、その実力の一端を示した。「まずは第一関門。何が何でも四国大会の決勝までいかないといけない」と馬淵監督。センバツへの強い思いをにじませた。

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