ヤクルト田口が好救援!優勝M11点灯に「僕のおかげでいい雰囲気を保ってます(笑)」

 M11を点灯させ、そろって「11」ポーズをする(左から)西浦、つば九郎、奥川、田口(撮影・西岡正)
 7回、奥川に代わりマウンドに上がる田口(撮影・飯室逸平)
 阪神に勝利し、奥川(手前)を迎える高津監督(左から2人目)=撮影・西岡正
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 「ヤクルト4-1阪神」(8日、神宮球場)

 首位・ヤクルトが2位・阪神を破り、優勝マジック11を点灯させた。試合後は最大のピンチをしのいだ田口も奥川、西浦とともにお立ち台に上がった。

 4-1の七回2死満塁で奥川の後を受けて登板。一発が出れば逆転となる場面で代打・糸井を迎えた。

 「正直、フワフワしていました」と振り返りながらも「ヤス(奥川)が作り上げたものを壊したくなかった」。徹底して外角へ制球し、2-2からの外角低目のカットボールで空振り三振に仕留めた。

 試合後は自身の前にお立ち台に上がった奥川から「ありがとうございます」と声を掛けられると、ファンから拍手が沸き起こった。すると、お立ち台に上がるために待機していたグラウンド上で、帽子を取ってお辞儀。スタンドを盛り上げた。

 これまで神宮の試合後は、クラブハウスに戻る途中にパフォーマンスでスタンドを盛り上げてきた左腕。チームのムードを問われると、「僕のおかげでいい雰囲気を保っています(笑)」と話し、スタンドを笑わせた。

 最後に巨人時代から個人でのリーグ3連覇へ向けての意気込みと問われると、「やりましょー!」と力強く叫んで締めくくった。

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