ヤクルト奥川が9勝目の権利得て降板 連続無四球は54回1/3でストップも好投

 6回、中野を二ゴロ併殺に打ち取ってガッツポーズの奥川(撮影・西岡正)
 6回、ナインと笑顔でハイタッチの奧川(撮影・金田祐二)
 7回、空振り三振に倒れる大山(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト-阪神」(8日、神宮球場)

 ヤクルトの先発・奥川は6回2/3を4安打1失点だった。2位・阪神との直接対決3連戦初戦を任された右腕が、堂々の投球で9勝目の権利を得た。

 高卒2年目の20歳は、勝つか引き分けで優勝マジックが点灯する重要な一戦でも持ち味を発揮。この試合まで2試合連続完封、27イニング連続無失点だった阪神の先発・高橋に投げ勝った。

 初回、二回はともに三者凡退。三回に先頭の島田を二ゴロに打ち取って、50回連続無四球として“大台”に乗せた。

 五回2死では大山に初安打となる右越えソロを浴びたが、大崩れしない。初めて先頭打者を出した六回は、1死一塁で中野を二ゴロ併殺。力強くガッツポーズを決めた。

 だが、七回2死一、三塁では島田にストレートの四球を与えてしまう。これが6月20日・中日戦以来の四球となり、連続無四球は54回1/3でストップした。

 2死満塁で代打・糸井を迎えると、高津監督から交代を告げられ、田口にマウンドを譲った。

 田口が代打・糸井を空振り三振に仕留めると、拍手をしながらベンチを飛び出した。

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