巨人、痛い黒星 3連敗で首位ヤクルトと5差 天敵・柳に4勝目献上

6回、じっと戦況を見つめる原監督
中日戦に先発した巨人・戸郷
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 「中日5-2巨人」(28日、バンテリンドーム)

 巨人打線が天敵の中日・柳の前にまたも沈黙。痛い星を落とし3連敗で首位ヤクルトとのゲーム差は5・0と広がった。

 柳には試合前の段階で5度対戦し3勝0敗、対戦防御率1・39の成績を残されていた。6度目の対戦も8回を5安打1得点に抑えられ、4勝目を献上した。

 四回1死まで無安打。七回まで3安打無得点10三振と封じられた。1点を追う八回は、先頭の亀井が右翼線二塁打で出塁。続く中島に原監督は送りバントを命じ、中島の投前への犠打は野選となって一、三塁。丸の二ゴロ併殺打の間に同点とした。さらに大城が中前打で続いたが、続く代打中田は三ゴロに倒れた。

 先発の戸郷は四回、無死からの連続四球から1死満塁のピンチを招き、柳の右犠飛で先制の1点を許した。7回5安打1失点で降板。だが、同点とした直後の八回、2番手・中川が福留に勝ち越し2ランを被弾。さらにこの回、3番手・高木が木下に2ランを浴びて計4失点。試合は決した。

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