東大が2季連続で白星 井上ら連打で逆転 エース井沢は納得の初勝利

 「東京六大学野球、東大7-4立大」(26日、神宮球場)

 2回戦が行われ、東大が立大を7-4で破り、今季4試合目で初勝利を挙げた。春季リーグの5月23日の法大戦以来となる2季連続白星で、立大から勝利は2016年秋以来。慶大は明大と2-2の2戦連続引き分けで立大とポイント3で並んだ。東大、明大は同1。

 東大が終盤の逆転で今季初白星を手にした。リーグ戦の連敗を64(3分け挟む)で止めて涙を流した春の法大戦とは対照的に、試合後はチームに笑顔があふれた。初勝利のエース井沢駿介投手(3年・札幌南)は「春ほどの驚きはない。やりきったなという勝利」と納得の表情だった。

 2-4の七回2死一、二塁から大音周平内野手(4年・湘南)、井上慶秀内野手(4年・長野)の連打で逆転。3安打3打点の井上慶は「思い切って振った結果、一本打ててよかった」と語った。

 前日に12安打を許した投手陣は、立大打線を5安打に抑えた。井手峻監督(77)は「何とかリベンジができた」とうなずいた。

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