ドラフト候補 金沢学院大・松井友飛が151キロ公式戦初大台 11球団から調査書

 「北陸大学リーグ、金沢星稜大12-7金沢学院大」(25日、金沢市民野球場)

 今秋ドラフト候補の金沢学院大・松井友飛(ともたか)投手(4年・穴水)が中日など3球団の前で、公式戦初の大台をたたき出した。「スピード自体はいい感じで投げられた」と三回に自己最速タイの151キロ。ただ、五回に3四球と制球を乱すと、5回4安打4失点で降板した。

 公式戦未勝利に終わった高校時代の最速130キロ台後半から、大学で急成長した。2年春には147キロまでアップ。昨秋のウエートトレ効果で体重が8キロ増加し、大学ラストイヤーに球速は一段と磨きが掛かった。

 スカウトからは伸びしろも期待される大型右腕だ。同大学から直接のNPB入りとなれば初。すでに11球団から調査書が届いている中、“能登の剛腕”はギリギリまでアピールを続ける。

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