阪神など5球団が視察 最速153キロ右腕 京産大・北山は8回6失点で4敗目

 「関西六大学野球、大商大6-0京産大」(24日、わかさスタジアム京都)

 京産大は大商大に敗れ、勝ち点を落とした。

 今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・北山亘基投手(4年・京都成章)が阪神・畑山統括スカウトら5球団が視察する中先発し、8回8安打6失点。今季5登板目のこの試合で4敗目を喫し、依然勝ち星から遠ざかっている。

 立ち上がりから苦しんだ。初回、味方の失策で先頭打者の出塁を許すと、四球と連打を浴び一挙4失点。初回終わりには勝村法彦監督に喝を入れられ「ギリギリ持ちこたえていたものの糸が切れた。(失点後は)はき出して、この回で切り替えていけた」と、二回以降は安定した投球を取り戻した。

 この日は同じく今秋ドラフト候補の大商大・福元悠真外野手(4年・智弁学園)と対戦。「大学野球で初めて戦った同級生。同じプロを目指し、4年間ライバルとして見ていた」。3打数1安打で迎えた八回の第4打席では、全球直球勝負で右飛に打ち取った。「大学野球で最後の対戦になると思って。自信のある直球で勝負したいと思った」と、真っ向勝負でライバルとの対戦を噛みしめた。

 10月11日には運命のドラフト会議も迫る。それでも、「なるべくチームのことを考えて。今後の試合は、新チームにつながってくるのでもう一回引き締めてやりたい」と北山。まずはチームの主将として残りのリーグ戦を戦い抜く。

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