明石商エース左腕・常深が公式戦初完封!狭間監督「コントロールがええ男やから」

 「秋季高校野球兵庫大会・2回戦、明石商2-0西宮東」(18日、明石トーカロ球場)

 明石商のエース左腕・常深(つねみ)颯太投手(2年)が公式戦初完封勝利を挙げ、3回戦進出に貢献。「低めに投げるコントロールが自分の持ち味で自信がある。今日はストレートも変化球も低めに集められたと思う」と安どの表情を浮かべた。

 今年3月の練習中に左足首を骨折。約3カ月のリハビリを経て、ようやく6月後半に練習復帰し、登板できるようになったのは地区予選がスタートしていた7月半ばだった。焦りもあったが、「早くチームに戻りたいという一心だった」と遅れをとった期間を必死で挽回。その努力が認められ、今大会ではエースナンバーを託された。明石商の背番号1は、これまで現ロッテ・中森俊介など絶対的エースが背負ってきた。常深は「すごい先輩ばかりなので、自分もふがいないピッチングはできない」とエースとしての覚悟を口にした。

 狭間善徳監督は「コントロールがええ男やからね。ちゃんと低めに投げることができるし、けん制もうまい。バランスがいいピッチャー」と全幅の信頼を寄せた。

 チームは、六回に4番・野口がスクイズを決めて先制。さらに、八回にも3番・岡原がスクイズを決めて2点目をもぎ取った。「守って守って1点、これがうちの本来の野球。クリーンナップでももちろん(スクイズの)準備させている」と指揮官。明石商らしい野球で、まずは近畿大会の切符を取りに行く。

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